糖尿病と歯科治療
2019年01月28日
今回は歯と糖尿病の関係性についてお話しさせていただきます。
糖尿病になっている患者様は非常に多く、歯科治療においても、様々な注意が必要です。
糖尿病とは、インスリンというホルモンの作用が充分でなく血液中に糖分が溜まり、高血糖状態となる代謝疾患です。つまり血中の糖が有効活用されず血中に留まっている状態です。
糖尿病に罹患している患者様は口腔乾燥により虫歯の多発や、歯周病の進行が多く見られます。
また免疫系の細胞の働きの低下により、昜感染性の状態にあります。なので歯科において観血処置をする場合は感染に十分な注意が必要です。
さらに空腹状態で歯科医療を受けた場合、場合によっては低血糖発作を起こすことがあります。きちんと食事してから歯科治療を受けることが大切です。
充分な血統のコントロールがされている場合は、抜歯等の観血処置の行えます。しかしコントロールが不十分な場合やその他の合併症を伴っている場合などは、歯が抜けないこともあります。また、歯周病と糖尿病は密接に関係があり、歯周病の治療が十分になされると血糖値も改善されるということが分かっています。
普段から虫歯や歯周病に注意されて定期的に歯科医院でチェックしてもらうことと、糖尿病の疾患のある方はしっかり血糖のコントロールを受ける時に重要になってきます。
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