サイナスリフト(上顎洞底挙上術)
2017年12月26日
12月も半ばに差しかかり、クリスマスのイルミネーションをあちこちで見かけるようになりましたね。
さて、今回は上顎にインプラントをする際に付随する治療についてご紹介します。
上顎臼歯部(上顎の奥歯)には上顎洞という空洞が存在するために、ほとんどの症例において骨量は少なくなっています。
上顎の骨は下顎に比べて軟らかいので、歯が抜けると急速に骨吸収をおこし、骨量が
減っていくため、インプラント埋入の時には、骨が足りない場合があります。
また、上顎洞には空気が入っており、その含気圧で骨が押されて低くなってきます。抜歯後の骨吸収と合わさって、その結果骨量が薄くなるのです。 このような場合のインプラント埋入には工夫が必要であり、手術の難易度は高くなります。手術方法には、上顎洞底部に骨を造成する「上顎洞底挙上術(サイナスリフト)」を行います。
当院では、一般的なインプラント治療をされている歯科医院ではできない挙上術を行っております。
歯がなくなると、歯槽骨の吸収が進行します。上顎の場含は、図のように上顎洞の拡大も進行する可能性もあり、歯槽骨はさらに薄くなります。
歯槽骨の骨量が少なくなると、図のように必要なインプラントが埋入できなくなリます。
歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入します。 このとき、インプラントを同時に埋入する場合と、インプラントは骨の造成が完了してから行う場合とがあります。骨があまリにも薄い場含は、インプラントの固定ができないので、後者の方法を選択します。
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